3位:チアゴ・アルカンタラ(背番号6/元スペイン代表)
生年月日:1991年4月11日
年俸:1040万ポンド(約16.6億円)
22/23リーグ戦成績:18試合0得点0アシスト
チアゴ・アルカンタラは、一流選手がそろうリバプールでもトップレベルのテクニックがある。だが、今季リーグ戦18試合出場でゴールもアシストもゼロでは、1040万ポンド(約16.6億円)の年俸の価値があるとは言えないだろう。
チアゴ最大の問題は稼働率の低さ。ピッチに立てば抜群の技術を見せて活躍するが、どうしてもケガでシーズンフル稼働はできない。今季のリバプールはケガ人が続出したこともあって、チアゴは定期的にプレーする必要性が生じると、やはり負傷での離脱を余儀なくされた。その結果、今季もシーズンを通してプレーできず。現在も負傷離脱中で、今季中に戻る予定はない。
リバプールとチアゴの契約は2024年まで。能力の高さに疑いはないものの、計算しにくい戦力にこの年俸は厳しいかもしれない。中盤の補強がうまく進めば、32歳のチアゴは今夏の移籍で放出対象になっても不思議ではないだろう。