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三笘薫の怖さが半減…。ブライトンは正念場、己を貫く指揮官が挑む未体験の域【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

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プレミアリーグ第25節延期分、ニューカッスル対ブライトンが現地時間18日に行われ、4-1でホームチームが大勝した。先週末のアーセナル戦での快勝が嘘かのような完敗。今までにないハードスケジュールを強いられているロベルト・デ・ゼルビ監督は、頭を悩ませているだろう。(文:小澤祐作)


ブライトンはニューカッスルに完敗


【写真:Getty Images】

 ブライトンの敗北そのものに驚きはない。今季のニューカッスル、とくにセント・ジェームズ・パークでの彼らを攻略するのはどのクラブにとっても難しいことだからだ。しかし、スコアに関しては、少し予想外だったと言える。

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 3-0で快勝した先週末のアーセナル戦から先発メンバー4人を変更したブライトンは、立ち上がりから防戦一方。18分の時点で被シュート数は6本と、3分間に1回ペースでゴールを脅かされていた。

 そして22分、ついに先制点を献上。その後も立て直すことができず、前半アディショナルタイムに2点目を失ってしまった。

 後半開始早々には一瞬の隙を突いてデニス・ウンダブにゴールが生まれたものの、そこから同点に追いつくほどのパワーはなく、逆に前がかりになったところをひっくり返されて89分に3失点目。その直後に4失点目も喫し、ブライトンは最終スコア1-4と完敗することになった。

 ブライトンは支配率でこそ65.9%で上回ったものの、シュート数では相手の22本に対し8本と大差をつけられている。4失点でもかなり多いが、5点目、6点目を与えてしまっても不思議ではなかった。

 では、なぜブライトンはここまで圧倒的な差をつけられてしまったのか。

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