マンチェスター・シティ 最新ニュース
元フランス代表MFがペップとデ・ブライネの口論を賞賛
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、マンチェスター・シティ対レアル・マドリードが現地時間17日に行われ、マンCが4-0で勝利し、2戦合計スコア5-1で決勝進出を決めた。フランスメディアの『RMCスポーツ』は、試合中に起こったマンCのケヴィン・デ・ブライネとジョゼップ・グアルディオラ監督の口論について報じている。
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王者マドリーとの決勝進出を懸けた大一番で、デ・ブライネは“いつも通り”マンCの攻撃を牽引し、勝利に貢献。84分にサポーターのデ・ブライネコールに包まれながらピッチを後にし、指揮官と抱擁を交わした。
しかし試合中にはそのグアルディオラ監督と口論になるシーンがあった。49分、センターサークルでボールを奪ったアーリング・ハーランドからボールを受けたデ・ブライネは、そのままドリブルでボールを運ぼうとしたが、マドリーDFに囲まれボールを奪われてしまう。同メディアによると、このシーンをピッチサイドで間近に見ていたグアルディオラ監督は「パスをしろ!」とデ・ブライネに怒鳴っていたようだが、デ・ブライネも逆に「黙れ!座れ!」と激しく言い返していたという。
これを観た元フランス代表のエマニュエル・プティは「(こういうシーンが)大好きだ!これがサッカーだ!」とコメント。「優秀な選手や監督とはこういうことだ。互いを尊重し合い、さらに周囲を刺激させる」と付け加え、2人の言動を賞賛した。
普通であれば一選手が上司である監督にこのような言い方をすることはあまり許容されない。しかしピッチで絶対的な存在であるデ・ブライネと、彼を完全に信頼しているグアルディオラ監督との関係性だからこそ生まれたシーンであり、シティの強さの秘訣とも言えるかもしれない。
【了】