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給料高すぎ!? レアル・マドリード、年俸ランキング1~10位。コスパ悪いビッグネームは?

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:トニ・クロース(背番号8/元ドイツ代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1990年1月4日
年俸:2438万ユーロ(約34.1億円)
22/23リーグ戦成績:26試合2得点3アシスト

 レアル・マドリードで2番目に高額のサラリーを受け取っているのは、ベテランMFのトニ・クロースだ。現在の年俸は、2438万ユーロ(約34.1億円)とされている。

 クロースはバイエルン・ミュンヘンで活躍したあと、2014年にレアル・マドリードに加入。正確無比なキックと広い視野を武器にチームの攻撃にリズムを出し、4度のチャンピオンズリーグ制覇や3度のラ・リーガ優勝に貢献している。

 レアル・マドリードは近年、エドゥアルド・カマヴィンガやオーレリアン・チュアメニといった優秀な若手MFを獲得して世代交代の準備をしているものの、33歳のクロースは今季もコンスタントにプレーしている。

 最近では若いヴィニシウス・ジュニオールがスペイン国王杯決勝で対戦したオサスナに対して暴言を吐いたことが話題になったが、その際に苦言を呈しつつ、擁護していたのがクロース。一方的に擁護するのではなく、過ちを過ちと指摘するそのメンタリティーもクラブにとってかけがえのないものだ。

 クロースの完璧なパスとプレービジョン、そしてベテランとしてのメンタリティーは、今もレアル・マドリードに必要とされている貴重な武器だ。

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