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アーセナルOBが指摘するマンCとの差とは
プレミアリーグ第36節、アーセナル対ブライトンが現地時間14日にエミレーツ・スタジアムで行われ、アーセナルは3-0の完敗を喫し、優勝は絶望的な状況となった。試合後、アーセナルOBのパトリック・ヴィエラは『スカイ・スポーツ』にて、アーセナルが優勝するために必要なことを語り、その内容をイギリス紙『メトロ』が伝えている。
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昨日、首位マンチェスター・シティが勝利し2位アーセナルが敗れた事によって、1試合消化が少ないマンCとの勝ち点差は4に広がった。したがって、次節にもマンCのリーグ3連覇が決まる構図となり、アーセナルの19季ぶりの優勝は絶望的になった。
19年前の優勝メンバーであるヴィエラは古巣に対して「本当に大切なのはこの経験だ」と、ポジティブな言葉を送った。さらに、「ここ10試合、彼らは勝つために試合をしている。勝つために試合をするときのプレッシャーは違うから難しい」と、結果を過剰に意識してしまう終盤戦の難しさに同情した。
またヴィエラはマンCとの差を埋めるには「フィールドで欠けているピースがいくつかある」とした上で、DFではセンターバックだけでなく右サイドバックも必要とした。さらに、中盤は今の構成にフィジカル不足を指摘し、前線にはゴールを決める能力がある選手を求め「その3、4人の選手を先発出場させれば、マンCに一歩近づくことができる」と語った。
「今まさに経験しているこの状況から彼らが学ぶことで、彼らは来季、より強くなるだろう」と古巣を鼓舞するヴィエラの言葉通り、今季を教訓にアーセナルは今夏どのようなチーム強化を図るのだろうか。
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