Jリーグ 最新ニュース
明治安田生命Jリーグには、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは今季のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。(5月1日時点でリーグ戦の出場時間が450分以上の選手が対象。データは11日時点)
10位:エンリケ・トレヴィザン
所属クラブ:FC東京
生年月日:1997年1月20日
今季リーグ戦成績:8試合1得点0アシスト
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ブラジル人のエンリケ・トレヴィザンは2021年にレンタルで大分トリニータに加入し、1年目ながらJ1リーグ28試合に出場した。その翌年にFC東京へ完全移籍。1年目は大怪我の影響でシーズンを棒に振ることになってしまったが、今季はここまでリーグ戦8試合に出場するなど、コンスタントにゲームに絡んでいる。
トレヴィザンは身長185cm・体重78kgという恵まれた体格を武器に対人戦で強さを発揮する。とくに空中戦の強さは圧巻。今季の公式戦で早くもヘディングから2得点を奪っているなど、守備面はもちろん、攻撃面でも頼りとなっている。また、大柄でありながら水準以上のスピードや機動力も兼ね備えており、広範囲をカバーすることが可能。そのため「フィジカル」は「76」と比較的高い数値となっている。
危機察知能力も高く、長い足を生かしてボックス内からのシュートをぎりぎりでブロックすることも多い。守備力は「75」とさすがの数値が出ている。一方で、キック精度こそ良いものを持っているが、ボールコントロールや持ち運びという部分でスペシャリティーを発揮することは少なく、「スキル」の数値はそこまで伸びなかった。