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現所属:ラファエル・レオン、アンテ・レビッチ、アレクシス・サレマーカーズ、ジュニオール・メシアス、オリヴィエ・ジルー、ディボック・オリギ、ズラタン・イブラヒモビッチ
前線は大きな変更がありそうだ。来季も不動のレギュラーと言えるのが左ウイングのラファエル・レオンだけ。そのラファエル・レオンも契約延長がまだ決まっていない状況だ。
右ウイングは基本的にアレクシス・サレマーカーズとジュニオール・メシアスの担当だが、どちらも決定的な存在ではない。最近では中央の密集を逃れて右で起用されるようになったブラヒム・ディアスがこのポジションのファーストチョイスになっており、ますます2人の必要性に疑問符が付いている。実際、冬の移籍市場ではニコロ・ザニオーロの獲得に動いており、今夏もターゲットになり得るはずだ。
左ウイングはラファエル・レオンが残ると仮定しても、控えに不安がある。センターフォワードと左ウイングの控えであるアンテ・レビッチの去就が不透明で、枚数不足になるかもしれない。
最前線は若返りが急務。昨年夏に獲得したディボック・オリギがその役割を担うはずだったが期待外れのシーズンを過ごしている。オリヴィエ・ジルーが安定して活躍していることが救いだが、すでに36歳。世代交代を急ぎたい。ズラタン・イブラヒモビッチもいるが、こちらは手術とケガの影響で今季の出場はわずか4回。41歳の大ベテランを戦力にカウントするのは難しいだろう。そのため、補強の最重要ポイントの一つになってくる。
候補としては、ウェストハムのジャンルカ・スカマッカやアーセナルのフォラリン・バログンなど様々な名前が噂になっている。