「嫌でもみんな分かった」
「強いチームは、今日のような展開で確実に追加点を決めると思う。そういうところをもっとしたたかにしないといけない」
「勝つチームは、ああいう時間帯に失点することはない。でも、細部にこだわらないといけないのは、10試合、11試合やって、嫌でもみんな分かった」
これは、立田のディフェンスパートナーである古賀太陽も同じ意見であった。
レイソルユース出身の24歳は、引き分けに終わったサンガ戦後「自分たちが何をしたいかという狙いをもう少し話しながら入りからやっていかないと」と話した。
「今日はお互いにロングボールが多い試合になってしまったが、相手どうこうというよりも、自分たちがどうしたいかを明確にしていかないと積み上げがない」
今週土曜日の横浜FCとの対戦は、レイソルにとってそのための絶好の機会である。取材時点でレイソルは四方田修平監督のチームとわずか4ポイント差であり、三協フロンテア柏スタジアムでの熱い声援を前に、チームに何が求められるか、古賀に疑いの余地はない。
「理想は勝ち点を離した状態で迎えるのがベスト」と彼は語った。レイソルが5月3日にアウェイで湘南ベルマーレに2-1で勝利し、7日のアルビレックス新潟戦を0-0で終えた。結果的に横浜FCとの直接対決を前に勝ち点差を5ポイントに広げることができた。
「ホームで落とせないという気持ちでいると思います。引き分けではダメで、絶対に勝ちが必要な試合になる。展開がどうなるかはわからないが、勝ちに徹するということが必要になる」