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明治安田生命Jリーグには、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは今季のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。(WBでプレーする選手を含む。5月1日時点でリーグ戦の出場時間が450分以上の選手が対象。データは10日時点)
9位:金子拓郎
所属クラブ:北海道コンサドーレ札幌
生年月日:1997年7月30日
今季リーグ戦成績:12試合5得点2アシスト
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前橋育英高校から日本大学に進み、4年次に特別指定選手としてプロデビューを果たした金子拓郎は、Jリーグ屈指のドリブラーへと成長した。プロ3年目でJリーグ通算100試合出場を達成し、今季はリーグ戦フルタイム出場を続けている。
表記としては右ウイングバックだが、北海道コンサドーレ札幌で与えられる役割はウイングそのものだ。右サイドから積極的にドリブルで仕掛けてチャンスを生み出していく。ドリブル数82回はリーグダントツの数字で、クロス数もリーグトップの55回を記録している。「スキル」の高さは金子の武器で、「80」という高い数字を残している。
ここまで5得点を挙げており、攻撃面での印象が強い。ボール非保持時のスプリント回数104回はリーグ14位となっており、オフ・ザ・ボールでの貢献度も高い。リーグ8位の被ファウル24回は、相手に警戒されている証でもある。同ポジションの選手に比べると「守備」の数字でやや劣ることになるが、攻撃的なウイングバックとして高い能力を持っていることが分かる。
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