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【写真：Getty Images】
ポチェッティーノが残留を望むチェルシーの5人
イギリス紙『デイリー・ミラー』は現地時間9日、マウリシオ・ポチェッティーノがチェルシーとの契約合意後のチーム構築に向けて5名の選手の名前を挙げたと報じている。チェルシーは現在、次期監督候補としてポチェッティーノと契約交渉を進めており、今週にも正式に就任発表がなされる可能性があるという。
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今季2度の監督交代を経て、フランク・ランパードが暫定監督としてチームを率いている。しかし、ランパード就任後も調子は上がらず、プレミアリーグでは11位に沈んでいる。そんなチェルシーの再建を託される見込みとなっているのがパリ・サンジェルマンの前監督であり、かつてトッテナム・ホットスパーを率いた実績もあるポチェッティーノだ。
同紙によれば、ポチェッティーノは2週間以上に渡ってチェルシーの共同オーナーであるトッド・ボーリー氏とベハダ・エグバリ氏と交渉を続けてきている。そして来シーズンの新たなチームの計画を立て始めており、自らの信頼できるアシスタントコーチらを引き連れてくると共に、ピッチ内ではまず守備陣から再建を考えているという。
まず名前が挙がったのが、今夏に契約満了を迎えるエンゴロ・カンテだ。ポチェッティーノはDFラインの前で必要になる守備を担うことができるカンテを非常に重要視しており、残留を望んでいる。さらにCBではブノワ・バディアシルとブライトンへローン移籍中のレヴィ・コルウィル、SBではリース・ジェームズとベン・チルウェルも構想に入っているという。一方、ケパ・アリサバラガとエドゥアール・メンディの両GKには疑問符が付けられ、新たな守護神を探すことになりそうだ。
サウサンプトンやトッテナムの監督としてプレミアリーグで勝てるチームを作り上げてきた経験のあるポチェッティーノは、迷走するチェルシーをどのように立て直していくのだろうか。まずは正式な就任発表が待たれる。
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