7位:初瀬亮
所属クラブ:ヴィッセル神戸
生年月日:1997年7月10日
今季リーグ戦成績:12試合1得点2アシスト
ガンバ大阪出身の初瀬亮はこの世代のフロントランナーで、20歳のときに日本代表初選出を経験した。その後は紆余曲折を経て25歳となり、今季は首位を走るヴィッセル神戸の左サイドバックとして開幕から全試合に先発起用されている。
最大の特徴はキックの精度で、「スキル」は「80」の大台に達した。ロングパス数はフィールドプレーヤー最多の142回で、神戸ではセットプレーのキッカーを務めている。先月29日の湘南ベルマーレ戦ではゴール正面のFKから直接ゴールを決めている。左利きだが、右足でも素晴らしいフィードを送れるのも魅力である。
オフェンス面での貢献度の高さはリーグでもトップクラスだろう。それでもディフェンス面を見るとトップとは開きがある。タックル成功率は38.9%に留まり、スプリント回数でも反対サイドの酒井高徳とは57回の差がある。このあたりが伸びていけば、6年ぶりの日本代表選出も見えてくるのかもしれない。