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夏にどう変わる? レアル・マドリード、来季の予想陣容。補強ポイントと放出候補は?

シリーズ:来季の予想陣容 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


現所属:トニ・クロース、ルカ・モドリッチ、オーレリアン・チュアメニ、エドゥアルド・カマヴィンガ、フェデリコ・バルベルデ、ダニ・セバージョス

 エドゥアルド・カマヴィンガ、オーレリアン・チュアメニ、フェデリコ・バルベルデは来季もレアル・マドリードの一員としてプレーするだろう。今季までの契約となっているトニ・クロースとルカ・モドリッチの重鎮2人も契約延長が濃厚。同じく今夏で契約満了予定のダニ・セバージョスに関しては不透明だが、同選手が抜けたとしても、豪華な戦力であることに変わりはない。

 もはや中盤の補強は必要ないようにも思えるが、マドリーには大金を費やしてでも手に入れたい選手がいる。それが、ドルトムントに所属するジュード・ベリンガムだ。このイングランド人は、19歳ながらワールドクラスのスキルを兼ね備えた怪物。その推定市場価値は1億2000万ユーロ(約168億円)で、今や世界で3番目に価値のある選手となっている。

 ベリンガムはレアル・マドリードというクラブに相応しいスター性を持った選手で、中盤の世代交代を着実に進める意味でもぴったりな存在。すでに中盤に十分な戦力を揃えていながらも、ドルトムントからの新契約を拒否して市場に出てくるこのタイミングで獲得に動かない手はないのだろう。もちろん移籍が実現すれば、ベリンガムは即戦力となるはずだ。

 仮にマドリーがベリンガムを逃した場合、多額の移籍金で他のMFを獲得しにいくかはわからない。上記の通りマドリーの中盤は戦力が十分。ブライトンのモイセス・カイセドはマドリーへの憧れを口にしていたが、クラブはあくまでも“ベリンガムだから”獲得に動いている可能性もある。彼らにとっての最優先事項は、19歳の若きスター確保と言えるだろう。

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