レアル・マドリード最新ニュース
2022/23シーズンも終盤となり、来季のチーム編成が話題となり始めている。カルロ・アンチェロッティ監督の下で確かな強さを発揮しているレアル・マドリードは、今夏の移籍市場でどのような補強を行うのだろうか。補強ポイントと放出候補など来季の布陣を予想する。
GK
【写真:Getty Images】
現所属:ティボー・クルトワ、アンドリー・ルニン
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GKのファーストチョイスは来季もティボー・クルトワとなるだろう。明日11日で31歳を迎えるなどベテランの域にいるが、長い手足を生かしたセービング能力は今なお世界トップクラス。レアル・マドリードとの契約は2026年まで残っており、今夏にクラブを去ることは考えにくい。
しかし、第2GKに関しては今夏動きがありそうだ。スペインメディア『Fichajes』などによると、ウクライナ人のアンドリー・ルニンが安定した出場機会を求めて次の移籍市場でクラブを離れることを望んでいるとのこと。2018年にゾリャ・ルハンシクからマドリーに加入したルニンは現在24歳。プロ選手として更に成長するため、より多くのプレータイムを求めるのは当然のことと言える。
そんなルニンの後釜としてマドリーがリストアップしているのは、アンデルレヒトに所属するバート・フェルブルッヘンとのことだ。身長194cmを誇る20歳のオランダ人は今季後半戦よりアンデルレヒトの守護神となり、リーグ戦17試合で21失点を記録。3月には、出場機会こそなかったもののオランダ代表にも選出されているなど、著しい成長をみせている選手である。
スペインメディア『ディフェンサ・セントラル』は、マドリーがフェルブルッヘンを非常に気に入っているとし、移籍金1000万ユーロ(約14億円)近い金額で来シーズンに迎え入れる可能性があると報じている。実現するかはさておき、同じポジションにオランダ語を不自由なく話すクルトワという先輩がいるのは、フェルブルッヘンにとって心強いかもしれない。