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これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたユベントスだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金を支払って獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照
1位:ジエゴ
【写真:Getty Images】
生年月日:1985年2月28日
移籍金:2700万ユーロ(約38億円)
在籍期間:2009年7月~2010年8月
リーグ戦成績:33試合5得点11アシスト
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サントスでプロデビューし「ジーコの後継者」とも称されたジエゴは、欧州初挑戦の場となったポルトでこそ活躍できなかったものの、その後移籍したブレーメンで覚醒。得点とアシストの両方を大量に生産し、チームに歓喜をもたらし続けた。1年目のシーズン終了後には、いきなりドイツ年間最優秀選手に選出されている。
そうした活躍があり、ジエゴは欧州ビッグクラブ注目の的に。そして2009年、当時バイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリードからもオファーがあったようだが、同選手はユベントス加入を決断。移籍金は2700万ユーロ(約38億円)と高額になった。
ジエゴは開幕からスタメンを張っており、2試合で2得点1アシストを記録とスタートダッシュに成功。期待に応えていた。しかし、その後は日程が進むにつれパフォーマンスレベルが低下。後半戦は途中出場の機会も増えた。当時ユベントスは低迷期にあり、このシーズン途中にも監督交代を行っている。そうしたクラブのゴタゴタ具合も、ジエゴのパフォーマンスに小さくない影響を与えていた。
シーズン終了後、ユベントスはフロントを改革。会長にアンドレア・アニェッリが就任し、GD(ゼネラルディレクター)にはジュゼッペ・マロッタが就いた。その中でジエゴは戦力外となり、イタリアのサッカーに適応できぬまま、わずか1年でユベントスを去ることとなった。期待が大きかった分、ユベントスで残した結果は残念なものだった。
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