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ワーストの23回…。三笘薫はなぜボールを失い続けたのか。ブライトンは限界?【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

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プレミアリーグ第35節、ブライトン対エバートンが現地時間8日に行われ、1-5でアウェイチームが勝利した。サッカー日本代表MF三笘薫は先発出場。得点に絡んだが、ボールロストを繰り返すなど、全体的には良い印象がなかった。なぜチームは大敗し、三笘は輝きを潜めたのだろうか。(文:小澤祐作)


ブライトンはホームで衝撃的な敗戦


【写真:Getty Images】

 来季の欧州カップ戦出場を目指すブライトンが今節迎えた相手は、降格圏に沈んでいたエバートン。ホームゲームということもあり、確実に勝ち点3を奪いたいところだったが、まさかまさかの結末となった。

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 ブライトンは開始1分も経たないうちに自分たちのミスから失点。これでエバートンが勢いづくと、29分に追加点を許し、35分にはGKジェイソン・スティールがオウンゴールを献上。0-3という逆転が絶望的な状態で後半へ向かった。

 最悪の45分間を過ごしたブライトンはハーフタイムで4枚替え。そこでピッチに入ったソリー・マーチが躍動し、後半は多くの決定機を作れるようになったが、イングランド代表の守護神ジョーダン・ピックフォードが好セーブを連発するなどゴールを奪えず。すると76分、この日4点目を失った。

 79分には1点を返すが、残り3点差をひっくり返すには時間が足りない。逆にアディショナルタイム、前がかりになったところを突かれ、終戦の合図を告げられるように5失点目を喫した。

 1-5という衝撃的なスコアを受け、ホームサポーターは沈黙。この後、アーセナル、ニューカッスル、マンチェスター・シティ、アストン・ヴィラとの対戦を控えていることを考えると、ブライトンはチャンピオンズリーグ(CL)はおろか、ヨーロッパリーグ(EL)の出場権すら逃すことになるかもしれない。

 では、ここまで簡単に試合を振り返ってきたが、なぜブライトンは大敗を喫してしまったのだろうか。

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