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鎌田大地、セリエAに移籍する可能性も?
アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地に対し、ボルシア・ドルトムントなど複数のクラブが関心を示している。そんな中、今度はセリエA優勝を果たしたナポリが、同選手の獲得に向けて交渉を開始したようだ。イタリアメディア『カルチョメルカート24』が報じている。
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ナポリは現地時間4日にウディネーゼと対戦し、1-1の引き分けに終わったことで、1989/90シーズン以来、33年ぶり3度目のリーグ優勝を果たした。そして、早くもナポリは来季に向けて動き出しており、鎌田の獲得を模索している。2024年6月に契約満了となるポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキの後任として期待されているようだ。
鎌田は今季公式戦43試合に出場し14得点5アシストを記録している。契約満了6ヶ月前から他クラブと交渉することが可能だが、フランクフルトと契約延長しないことを決断したことで、今夏に移籍することが確実になった。そのため、ポルトガル1部のベンフィカなど、複数のクラブと交渉を進めている。
同メディアによると、鎌田がナポリとも交渉を始めたという。同メディアは「技術的および戦術的な柔軟性(中盤で3つの役割をカバーできる)の観点から見ても、経済的および個人的な観点から見ても、ナポリのパラメータに完全に収まるプロファイルだ」との見解を示した。
しかし、ナポリから提示された年俸は200万ユーロ(約2億8000万円)とされている。現在、フランクフルトから受け取っている年俸100万ユーロ(約1億4000万円)の2倍だ。とはいえ、ドルトムントから提示されたオファーが550万ユーロから600万ユーロ(約7億7000万円から約8億4000万円)だったと考えると、低い金額だと言えそうだ。
【了】