3位:ディエゴ・ピトゥカ
所属クラブ:鹿島アントラーズ
生年月日:1992年8月15日
今季リーグ戦成績:10試合1得点0アシスト
中盤の底で鹿島アントラーズの攻守を支えるブラジル人が3位となった。ブラジルの名門サントスの主力選手だったディエゴ・ピトゥカは2021年に鹿島に加入した。ハードワークし続ける泥臭さと高い技術を兼ね備えるMFで、攻守両面でハイレベルな能力をJリーグでも見せている。
どの能力をとっても穴がなく、5項目すべてが「65」以上と均整の取れた能力となっている。中盤の底でパスを捌き、アタッキングサードで決定的なパスを出す「スキル」が高く、今季唯一のゴールは、開幕節で見せたペナルティーエリア外から放たれた完璧な左足のボレーシュートだった。
ピトゥカが評価される理由は、「スキル」の高さだけではない。ボール奪取能力も高く、球際にも強い。センターバックや左サイドバックでもプレーした経験もあり、今季の90分平均の走行距離は約12.0kmに上る。献身性やインテリジェンスの高さが自己最高値となった「IQ」の高さに反映されている。