3位:鎌田大地(日本代表/フランクフルト)
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年8月5日(26歳)
市場価値:3000万ユーロ(約42億円)
22/23リーグ戦成績:29試合7得点5アシスト
サガン鳥栖で頭角を現した鎌田大地は、欧州でコンスタントに活躍している日本人選手の1人。シント=トロイデンへのレンタルから復帰した2019/20シーズンよりフランクフルトのレギュラーとしてプレーしており、2020/21シーズンにはリーグ戦だけで13アシストをマーク。昨季はヨーロッパリーグ(EL)制覇に貢献するなど、ドイツ国内でも屈指のMFとして名を上げた。
今季はマリオ・ゲッツェの加入もあり主戦場がボランチに。前半戦は絶好調で、FIFAワールドカップカタール2022による中断期間前の時点でリーグ戦7得点4アシストを叩き出した。しかし、中心になると思われたゲッツェが影を潜めていることもあり、チームは2月から絶不調。鎌田もその影響を受ける形で、現在は前半戦のような輝きを失ってしまっている状態にある。
契約満了に伴い、今季限りでフランクフルトを去ることが決まった鎌田の市場価値は昨年11月の更新で3000万ユーロ(約42億円)にアップ。キャリアハイの更新はもちろんのこと、日本人選手の中でトップに立つことになった。ただ、現状のパフォーマンス等を考えると、次回の更新ではやや下がってしまう可能性もあるだろう。新天地に飛び立つ際の金額はいかに。