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記憶から消したい…。マンチェスター・シティ、最悪の補強ランキング5位。1年半で構想外…。上位相手にゴールを決められないアフリカ産FW

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたマンチェスター・シティだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金を支払って獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照


5位:ウィルフリード・ボニー


【写真:Getty Images】

生年月日:1988年12月10日
移籍金:3200万ユーロ(約44.8億円)
在籍期間:2015年1月~2017年8月
リーグ戦成績:36試合6得点4アシスト


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 スウォンジーに所属していたウィルフリード・ボニーは2014年(2013/14シーズン後半戦と2014/15シーズン前半戦の合算)にプレミアリーグで最多の21ゴールを奪っていた。そのうちの3ゴールが対マンチェスター・シティ戦のものであり、マヌエル・ペジェグリーニが率いるチームが15年1月に3200万ユーロ(約44.8億円)という高額な移籍金を支払って“マン・シティキラー”を引き抜いたのだ。

 当時のマンチェスター・シティには絶対的なストライカーであるセルヒオ・アグエロがいたこともあり、ボニーは途中出場が主な起用法となった。ジョゼップ・グアルディオラが監督に就任した16年夏より完全な構想外となったため、水色のユニフォームを着たのは同年夏までの1年半。その間にプレミアリーグでは6ゴールに留まり、その決めた相手もウェスト・ブロム、スウォンジー、ボーンマス、サンダーランドと、2014/15シーズンのスウォンジー以外はボトムハーフのチームだった。

 またボニーがマンチェスター・シティで活躍できなかった要因は15年のオフに感染したマラリアとも言われている。HIV、結核と並ぶ世界三大感染症の一つに感染したことでコンディションが上がりきらず、在籍2季目の2015/16シーズンは初ゴールが生まれるまでに2ヶ月を要した。

 そして先述した通り、16年夏にグアルディオラがマンチェスター・シティの監督に就任すると、チームのスタイルと合わないこともあって構想外となる。2014年のプレミアリーグ得点王のマンチェスターでの戦いは不完全燃焼に終わった。

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【了】

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