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これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたユベントスだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金を支払って獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照
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3位:フェリペ・メロ
【写真:Getty Images】
生年月日:1983年6月26日
移籍金:2500万ユーロ(約35億円)
在籍期間:2009年7月~2013年8月
リーグ戦成績:58試合4得点1アシスト
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18歳でプロデビューを飾ったフェリペ・メロだが、その後は特に大きなインパクトを残せずにいた。しかし、2007年に加入したアルメリアでウナイ・エメリ監督により守備的MFへとコンバートされると、秘めたる才能が開花。複数クラブによる注目の的となり、バルセロナとレアル・マドリードが興味を示すという噂も出ていた。
そのF・メロは2008年、当時欧州カップ常連のフィオレンティーナに移籍し、そこでも活躍。そして翌年、2500万ユーロ(約35億円)という移籍金でユベントス加入を掴み取っている。同選手にとってはこれが初のビッグクラブ在籍となった。
しかし、F・メロは出場機会こそあったものの、当時のチロ・フェラーラ監督による起用法が微妙だったこともあり、高額な移籍金に見合うだけの活躍ができなかった。そしてブラジル人MFは、最も期待を裏切った選手に贈られる「ビドーネ・ドーロ(金のバケツ賞)」に選出。2年目もインパクトは残せず、評価を伸ばすには至らなかった。
結局、F・メロは2011年夏にレンタルでガラタサライへ放出され、その後ユベントスに戻ってくることはなかった。同選手は後にイタリア紙『ラ・レプブリッカ』に対して「ユベントスへの移籍は間違いだった」というコメントを残している。
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