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記憶から消したい…。マンチェスター・シティ、最悪の補強ランキング1~5位。不名誉な1位は?

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:バンジャマン・メンディ


【写真:Getty Images】


生年月日:1994年7月17日
移籍金:5750万ユーロ(約80.5億円)
在籍期間:2017年7月~
リーグ戦成績:50試合2得点11アシスト

 この不名誉なランキングで1位に選出したのがバンジャマン・メンディだ。2016/17シーズンにキリアン・エンバペ、ベルナルド・シウバ、ファビーニョらとともにモナコのリーグ・アン制覇に大きく貢献したフランス人DFは、17年夏に5750万ユーロ(約80.5億円)という高額な移籍金でマンチェスター・シティに加入した。

ところがその出来は移籍金に見合わない散々な出来だった。2017/18シーズンに膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負うなど稼働率が悪く、データサイト『transfermarkt』によると、シティ加入後だけで16度も離脱。そのほとんどが膝の怪我であり、慢性的なものとなってしまっている。

 またジョゼップ・グアルディオラ監督に何度もSNSの利用について注意を受けており、「彼を殺したいと思うようなこともあれば、なんて素晴らしい選手だと思うこともある。ソーシャルメディアのことは少し忘れて、いくつかの点を向上させるよう説得したい」と苦言を呈されている。

 彼の問題はSNSへの依存に留まらず、21年8月には4件の強姦と1件の性的暴行で起訴され、調査終了まで出場停止処分を受けた。11月には新たに2件の強姦容疑で起訴されている。23年1月に行われた裁判で6件の強姦と1件の性的暴行に関して無罪の判決を言い渡されたが、まだ保留となっている事件もあり、現在も出場停止処分は続いている。23年夏限りでマンチェスター・シティとの契約は満了となるが、プロサッカー選手として再び表舞台に立つことはあるのだろうか。

【了】

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