2位:ジョー
【写真:Getty Images】
生年月日:1987年3月20日
移籍金:2400万ユーロ(約33.6億円)
在籍期間:2008年7月~2011年7月
リーグ戦成績:21試合1得点2アシスト
2018年に名古屋グランパスでJ1リーグ得点王に輝いたジョーは、マンチェスター・シティで全く活躍ができなかった。同クラブでのプレミアリーグの成績は、21試合で1得点2アシストと最悪なものだった。
ロシアのCSKAモスクワで得点を量産していたジョーは、08年夏に当時のクラブレコードである2400万ユーロ(約33.6億円)の移籍金でプレミアリーグへとやってきた。この金額からもエースとしての活躍が期待されていたことがわかるだろう。しかし、環境への適応や怪我に苦しみ、わずか9試合の出場に留まった後に、加入から半年後の09年2月にエバートンへとローン移籍で放出となった。
翌シーズンも引き続きエバートンへとローン移籍したが、プレミアリーグでは半年間でノーゴールに終わり、後半戦はガラタサライへとローン先を変更。続く2010/11シーズンは2シーズンぶりにマンチェスター・シティのユニフォームを着たが、プレミアリーグでは1ゴールも奪うことができず、11年夏にフリーでインテルナシオナウへと去った。エース候補として期待されていたブラジル代表FWは、全くと言って良いほど活躍することができなかった。