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これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたユベントスだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金を支払って獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照
4位:アマウリ
【写真:Getty Images】
生年月日:1989年1月21日
移籍金:2280万ユーロ(約32億円)
在籍期間:2008年7月~2012年1月
リーグ戦成績:39試合5得点6アシスト
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プロキャリアをスタートさせてしばらくは凡庸な成績が続いていたものの、2005/06シーズンにキエーボでセリエA二桁得点を達成。さらに翌シーズンより在籍したパレルモでも活躍し、2007/08シーズンにはリーグ戦34試合の出場で15得点4アシストを記録している。
そのパレルモでのパフォーマンスを高く評価したのがユベントスだった。セリエA復帰1年目となった2007/08シーズンを3位で終え、2008/09シーズンに向けイケイケな状態だった同クラブは、アマウリに2280万ユーロ(約32億円)という決して安くない移籍金を費やしている。なおアマウリはユベントス入団時に「8年前にイタリアに来たとき、ビッグクラブでプレーすることが僕の夢だった。今日、それが実現した」と喜びのコメントを残していた。
アマウリはリーグ開幕5試合で3得点を奪うなどスタートダッシュに成功。その後もコンスタントにゴールネットを揺らし、なんと前半戦だけで11得点を挙げる活躍を見せた。しかし、同選手の爆発はそこまで。後半戦は怪我の影響もあって前半戦の勢いが嘘のように失速し、ゴール数はわずか「1」に。2年目も得点数はまったく伸びず、終盤戦ではベンチスタートとなることも珍しくなかった。
評価を下げたアマウリは2010/11シーズン途中にパルマへレンタル。同クラブでは結果を残し、2011/12シーズンに再びユベントスでプレーすることを決断した。しかし、アントニオ・コンテ監督の下で構想外となり、背番号も「11」から「38」に格下げ。同シーズンは当然ながら試合に全く絡めず、いわゆる「不良債権化」していた。結局、アマウリは2012年冬にフィオレンティーナへ売却されるのだが、移籍金はわずか50万ユーロ(7000万円)。クラブを去る際にも金銭面で貢献することはなかった。
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