ドラガン・ストイコビッチ(名古屋グランパス)
生年月日:1965年3月3日
主な実績:J1リーグ(2010)
Jリーグ屈指の助っ人外国人だったドラガン・ストイコビッチは、監督としてもJリーグで成功を収めた。名古屋グランパスを2008シーズンから6シーズンにわたって指揮し、J1リーグ204試合で103勝42分59敗という結果を残した。
ストイコビッチは1994年に選手として名古屋グランパスに加入した。大物MFはピッチ上で華麗なタッチを披露してスタジアムを彩るだけでなく、1995シーズンには15ゴールを挙げる結果も残した。このシーズンはJリーグ最優秀選手に選ばれるなど、間違いなくリーグ屈指の助っ人だった。
2001年に名古屋グランパスで現役生活を終えたストイコビッチは、2008年に監督として復帰。そのカリスマ性でチームを導くと、2010シーズンにJ1制覇を成し遂げている。名古屋グランパスの歴史でJ1制覇はこの一度のみであることからも、ストイコビッチの重要さをうかがい知ることができる。
2009シーズンの横浜F・マリノス戦でGKが外に蹴り出したボールをそのままダイレクトで蹴り返してゴールに決めた“革靴シュート”はいまも語り継がれる伝説の一つ。監督としてもスタジアムを盛り上げていた。
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