ギド・ブッフバルト(浦和レッズ)
生年月日:1961年1月24日
主な実績:J1リーグ(2006)、天皇杯(2005, 06)
浦和レッズの歴史で最も重要な外国人助っ人は、ギド・ブッフバルトだろう。
ドイツ代表選手だったブッフバルトは、1994年に浦和レッズの一員になると、圧倒的な守備力でチームの要となり、それまで最下位が定位置だった浦和レッズを押し上げた。
4シーズンで別れを告げ、1999年に母国のカールスルーエで現役を引退したブッフバルトがスーツに着替えて浦和に戻ってきたのは2004年だった。2004シーズンのJ1ファーストステージで3位になった浦和レッズは、セカンドステージで優勝。年間王者を決めるチャンピオンシップで横浜F・マリノスに屈したが、大きな飛躍のシーズンを送った。
翌2005シーズン、浦和レッズは2位で優勝を逃して涙を呑んだが、2006シーズンはついに悲願のJ1初優勝を果たしている。
ブッフバルトは浦和レッズを率いてリーグ戦を98試合戦い、戦績は58勝19分け21敗。選手として“お荷物クラブ”からすくい上げ、監督としてはJリーグ優勝チームに育て上げた。選手としても監督としてもトップレベルだったことは間違いない。