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マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラやアーセナルのミケル・アルテタのように、名選手が名監督になるケースは少なくない。求められる能力が違うとしても、一流選手の気持ちに寄り添えることは大きなアドバンテージであることは間違いないだろう。今回は、Jリーグで成功を収める元Jリーガー監督を紹介する。
鬼木達(川崎フロンターレ)
生年月日:1974年4月20日
主な実績:J1リーグ(2017, 18, 20, 21)、天皇杯(2020)、ルヴァンカップ(2019)
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現在のJリーグにおける名将の筆頭が川崎フロンターレを率いる鬼木達だろう。これまでJ1で218試合を指揮し、135勝49分34敗という戦績だ。
鬼木は名門・市立船橋高校の出身で、1993年に鹿島アントラーズに加入。1998年に移籍した川崎フロンターレで2006年までプレーしてスパイクを脱いだ。
その後、川崎フロンターレで育成コーチなどを担当すると、2017年からトップチームの指揮官に就任した。鬼木監督体制1年目で川崎フロンターレはJ1初優勝を飾ると、2年目に連覇を達成。3年目はJ1リーグで4位に終わったもののルヴァンカップで優勝。2020年はJ1と天皇杯の2冠を達成した。2021年もJ1を制して、川崎フロンターレの黄金期を築いている。
2022シーズンはタイトルに届かなかったものの、6シーズンで4度のJ1制覇は異次元。監督としてのJ1優勝回数は、オズワルド・オリヴェイラ監督(元鹿島アントラーズ)、現日本代表の森保一監督(元サンフレッチェ広島)の3回を上回り、単独でJリーグ史上最多となっている。