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これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたアーセナルだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金を支払って獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照
4位:ヘンリク・ムヒタリアン
【写真:Getty Images】
生年月日:1989年1月21日
移籍金:3400万ユーロ(約47.6億円)
在籍期間:2018年1月~2020年9月
リーグ戦成績:36試合8得点8アシスト
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プロサッカー選手の父を持つヘンリク・ムヒタリアンは、アルメニアでプロキャリアをスタートさせた。ウクライナのシャフタール・ドネツクを経由して、ドイツのボルシア・ドルトムントへ。香川真司、ピエール=エメリク・オーバメヤン、マルコ・ロイスとの攻撃陣はファンタスティック4と呼ばれ、トーマス・トゥヘル監督が指揮を執るチームの代名詞となった。3年間プレーしたドルトムントでは公式戦41得点49アシストという数字を残している。
2016年夏にはジョゼ・モウリーニョ監督が就任したマンチェスター・ユナイテッドに移籍する。しかし、プレミアリーグへの適応に苦しみ、ユナイテッド在籍中は怪我を繰り返すことに。2018年1月にはアレクシス・サンチェスとのトレードでアーセナルに移籍。アーセン・ベンゲル監督の下では結果を残した試合もあったが、ウナイ・エメリ監督がやってきた18/19シーズンは再び怪我に泣かされた。
19/20シーズンの開幕直後にローマへの期限付き移籍が決まり、怪我に悩まされた時期もあったものの、20/21シーズンは13得点11アシストと大活躍。19/20シーズン限りでアーセナルとの契約が満了を迎え、ローマへ完全移籍することとなった。結局アーセナルでプレーした2年間半で残した成績は9得点13アシストと、持ち前の創造性が存分に発揮されることはなかった。
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