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久保建英のレアル復帰問題が決着か

　ラ・リーガ第33節、レアル・ソシエダ対レアル・マドリードが現地時間2日にレアレ・アレーナで行われ、ソシエダが2-0でマドリーを下した。古巣との対戦で今季8得点目をマークしたサッカー日本代表MF久保建英の去就について、スペイン紙『アス』が報じている。

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　同紙によると、試合の前日会見でマドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は「私たちは常に久保のことを見ている。（去就に関しては）今後数ヵ月で話し合うことになる」と語っていたようだ。

　しかし、同紙は「久保は100％ソシエダが保有しており、マドリーが買い戻すオプションはない」と指摘している。イマノル・アルグアシル監督も「久保は来年も献身的にチュリウルディン（ソシエダの愛称）でプレーしてくれると考えている」と述べた。久保自身も「ソシエダの人々は私を愛してくれていて、とても幸せ。来季も100％チュリウルディンの選手です」と明言。同紙は久保の移籍問題は決着がついたとしている。

　またソシエダはこの試合に勝利したことで、来季のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得にまた一歩近づいた。久保は今のチーム状況を評価した上で「重要な試合が5試合残っているが、このまま続ければ（CL出場権獲得の）目標を達成できると思う」と、自信を口にした。

さらに来季ソシエダの一員として、初めてCLに出場するに向けて久保は「子どもの頃、テレビでCLを観戦したり、CLの音楽を流したりしていた。ヨーロッパリーグで2シーズンプレーしてきたが、来季はCLでプレーする一歩を踏み出したい」と、強い意欲を示した。

【了】