1位:シュコドラン・ムスタフィ
【写真:Getty Images】
生年月日:1992年4月17日
移籍金:4100万ユーロ(約57.4億円)
在籍期間:2016年8月〜2021年2月
リーグ戦成績:102試合7得点5アシスト
ハンブルガーの下部組織で育ったシュコドラン・ムスタフィは、エバートンやサンプドリアを経て、2014年8月にラ・リーガのバレンシアに加入。最終ラインの要として在籍1年目で公式戦36試合に出場し、翌年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場に大きく貢献した。結局CLでは良い成績を収めることはできなかったものの、バレンシア在籍2年間で81試合に出場した。
そして、2016年8月にはCBの補強が必要となったアーセナルに、移籍金4100万ユーロ(約57.4億円)で移籍した。新天地でもすぐさま主力の座を確保。度重なる負傷に悩まされながらも、ドイツ人DFは着実に出場試合数を伸ばしていく。しかし、失点に繋がるありえないミスの多さは相変わらずで、ウナイ・エメリ監督は19/20シーズンに構想外となってしまった。
ミケル・アルテタ監督就任当初は起用が増えたが、20/21シーズンはリーグ戦わずか3試合の出場に留まり、2021年2月にアーセナルとの契約を解除してシャルケへと渡った。センターバックというポジションとしてミスの多さは致命傷で、指揮官やファンの信頼を掴むことはできなかった。
【関連記事】アーセナルはなぜ2点リードを守れなかったのか。疑問残るアルテタ監督の采配【分析コラム】
給料高すぎ!? アーセナル、年俸ランキング1〜10位
【了】