3位:ルーカス・ペレス
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年9月10日
移籍金:2000万ユーロ(約28億円)
在籍期間:2016年8月~2018年8月
リーグ戦成績:11試合1得点0アシスト
アトレティコ・マドリードのカンテラ(下部組織)出身のルーカス・ペレスは異色のキャリアを歩む。22歳のときにウクライナに渡り、ギリシャを経て2014年7月に母国スペインに帰還。ディポルティーボ・ラ・コルーニャで17得点10アシストと大活躍すると、アーセナルが2000万ユーロ(約28億円)という移籍金を支払って獲得した。
スピードを活かしたプレーが特徴で、裏に抜け出す動きや、鋭いカウンターで持ち味を発揮する。しかし、プレミアリーグという舞台への適応に苦しみ、1年後には期限付き移籍でディポルティーボに復帰。18年夏に完全移籍したウェストハムでも3得点に留まり、2019年7月には再びラ・リーガに戻ってきた。
アラベスでは、19/20シーズンにチームトップとなる11得点をマーク。アラベスとの契約が満了になった後は、2021年8月に加入したエルチェを経て、2022年1月にはカディスに加入した。アーセナルはペレスに2000万ユーロ(約28億円)を費やしたが、同選手が在籍2年間で出場したのはわずか11試合。実にもったいない買い物をしてしまった。