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22/23シーズンは佳境を迎え、オフシーズンに向けて移籍の噂への関心が大きくなっている。ゴールキーパーの選手として最も価値があるのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版をもとに紹介する。※市場価値、成績は4月19日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
1位:ティボー・クルトワ(レアル・マドリード/ベルギー代表)
生年月日:1992年5月11日(30歳)
市場価値:6000万ユーロ(約84億円)
22/23リーグ戦成績:23試合21失点
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ベルギー代表のティボー・クルトワは、年齢を重ねてさらにすごみを増している守護神だ。
両親が元バレーボール選手というクルトワは、2011年から所属したアトレティコ・マドリードで名を上げ、2014年にチェルシーへ移籍。199cmの長身を活かした抜群のセーブ力で何度も奇跡的な守備を見せた。
2018年、レアル・マドリードはそのクルトワを移籍金3500万ユーロ(約49億円)で獲得。古巣アトレティコのファンには歓迎されなかったものの、ケイロル・ナバスとのポジション争いなど紆余曲折を経て、絶対的な守護神になった。
特に印象深かったのは、2021/22シーズンのチャンピオンズリーグ決勝だろう。リバプールと対戦したレアル・マドリードは何度もピンチを迎えたが、クルトワがことごとくセーブ。同大会の決勝で史上最多となる9回のセーブを記録し、マン・オブ・ザ・マッチに選出されている。
クルトワは2020年10月から翌年1月まで市場価値が7500万ユーロ(約105億円)となっている。現在はやや下げて6000万ユーロ(約84億円)だが、30歳という年齢はこのランキングのトップ10で最高タイの年齢だ。GKはフィールドプレーヤーに比べて寿命が長いのが一般的だとしても、世界トップレベルを維持するのはすさまじいことだ。
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