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　22/23シーズンは佳境を迎え、オフシーズンに向けて移籍の噂への関心が大きくなっている。ゴールキーパーの選手として最も価値があるのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版をもとに紹介する。※市場価値、成績は4月19日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。

4位：エデルソン（マンチェスター・シティ／ブラジル代表）

生年月日：1993年8月17日（29歳）
市場価値：4500万ユーロ（約63億円）
22/23リーグ戦成績：30試合28失点

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　マンチェスター・シティの圧倒的なボール支配サッカーを可能にしている一つの要因に挙げられるのがエデルソンだ。

　ブラジル人のエデルソンは、2009年にポルトガルのベンフィカの下部組織に加入した。このときはトップ昇格を果たせず、リオ・アヴェでの活躍を経てベンフィカに復帰し、2015年にシティへの移籍が決まっている。

　エデルソンはGKとしての守る能力も当然持ちあわせているが、シティにとって何より大きいのはその技術だろう。止める・蹴るの技術はたいていのDFよりも上で、相手のハイプレスを全く苦にしないでパスをつなぐことができる。エデルソン以前のシティのGKといえばジョー・ハートやクラウディオ・ブラーボといった選手たちだったが、エデルソンの加入により、一気にシティの攻撃がグレードアップした。

　モダンなGKの最先端にいるエデルソンは、2019年に市場価値を7000万ユーロ（約98億円）まで高め、その後は緩やかな右肩下がりとなっているが、その技術がさび付くことはない。シティにとって代わりのいない選手の一人だろう。

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