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興梠慎三が感じる「同点」が持つ意味。「また2017年と同様に」浦和レッズが敵地で引き分け

text by 編集部 photo by AFC

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【写真:2023 Asian Football Confederation (AFC)】



ACL決勝で貴重な同点ゴールを決めた興梠慎三

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝1stレグ、アル・ヒラル対浦和レッズが現地時間29日に行われ、1-1の引き分けに終わった。先制を許す苦しい展開から、興梠慎三は起死回生の同点弾を決めている。試合後に興梠は『DAZN』のフラッシュインタビューでゴールが持つ意味に触れている。



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 浦和は13分という早い時間に失点を喫してしまった。興梠は「立ち上がりに失点してしまい、少し難しい試合になりましたけど、なんとか0-1で(持ちこたえて)第2戦に勝負をかけたいという気持ちもあった」と振り返る。しかし、0-1で試合を折り返すと、後半早々に絶好のチャンスが訪れた。

 空中戦の競り合いのセカンドボールを小泉佳穂が触り、ルーズボールを拾った岩尾憲から大久保智明に縦パスが通る。興梠へのスルーパスは通らなかったが、相手DFのクリアがゴールポストに直撃し、跳ね返ったところを興梠が詰めてゴールネットを揺らした。

「チャンスがあれば同点に追いついて第2戦を迎えたい」と考えていた興梠にとって千載一遇のチャンスをしっかりと決め切った。「ラッキーなゴールですけど、アウェイの地で同点で帰れるというのは大きいと思う」と、同点弾の価値を強調した。

 ACL決勝はホーム&アウェイの計2試合で勝敗が決する。埼玉スタジアムで行われる第2戦に向けて興梠は、「ホームで6万人近く入ると思うので、たくさんのサポーターの後押しとともに戦って、また2017年と同様に、埼スタで優勝してみんなで喜びを分かち合いたいと思います」と、2017年以来のタイトル奪還へ意気込んだ。

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【了】

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