ヴェスレイ・スナイデル(オランダ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1984年6月9日(当時25歳)
2010年W杯成績:7試合5得点1アシスト
オランダ代表通算成績:134試合31得点
2010年南アフリカで行われたW杯、この大会で最高の輝きを見せた背番号10がオランダ代表のヴェスレイ・スナイデルだった。日本代表とも同組だっただけに、日本でも大きな注目を集めたオランダ代表だったが、スナイデルの驚異的な活躍による快進撃で同国32年ぶりの決勝戦に進出することとなった。
日本とのグループリーグ第2戦で決勝ゴールを挙げたスナイデルは、決勝トーナメントでも絶好調。準準決勝ブラジル戦では2得点を挙げるなど3試合で4得点。決勝戦では黄金期を迎えていたスペイン代表に敗れたものの、ブロンズブーツとシルバーボールを受賞した。
能力値からもチームへの影響力の高さがわかる。「ドリブル」から「テクニック」まで攻撃的な数値では全て世界最高水準の力を持っている。ミドルレンジからでも積極的にゴールを狙う姿勢は凄まじく、中盤からパスで数多くのチャンスも生み出した。代表通算出場数が134と驚くべき数字となったのも納得の重要人物だった。