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すぐ行くべき? 海外クラブに推薦したいJリーガー5人(2)ついにブレイク! 観ていてワクワクする、昇格クラブの王様

シリーズ:海外クラブに推薦したいJリーガー text by 編集部 photo by Getty Images

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今や日本人選手の海外移籍は珍しいことではない。最近でも田中聡に本間至恩、上田綺世らがJリーグから世界へと羽ばたいていった。そんな彼らに続くのは、果たして誰なのだろうか。今回は、海外のクラブでも十分に通用しそうな実力を持つJリーガーを紹介する。※成績は27日時点


MF:伊藤涼太郎(アルビレックス新潟)


【写真:Getty Images】

生年月日:1998年2月6日(25歳)
今季リーグ戦成績:9試合5得点2アシスト


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 作陽高校卒業後に浦和レッズへ加入した伊藤涼太郎だったが、ほとんど出場機会を得られず。水戸ホーリーホックと大分トリニータへのレンタル移籍で経験を積んで復帰した後も立場はほとんど変わらず、2021年には水戸へ2度目のレンタルに出るなど苦労を味わった。それでも昨年にアルビレックス新潟へ完全移籍すると、ようやく本領発揮。リーグ戦42試合で9得点11アシストをマークし、J1復帰の立役者となった。

 その伊藤はJ1の舞台でも持ち味を遺憾なく発揮しており、ここまで9試合で5得点2アシストとハイペースでゴールに絡んでいる。圧巻だったのは、やはり第8節のアビスパ福岡戦だろう。2点ビハインドを負う苦しい展開の中、後半アディショナルタイムに2ゴールを叩き込むなど、衝撃的なハットトリックでチームを奇跡的な逆転勝利に導いてみせた。

 相手DFを一瞬で崩壊させるようなラストパスに、狭いエリアでも失わない技術力とドリブル精度、そしてインパクトのあるシュートと、現在の伊藤のプレーは観る者をワクワクさせている。チームではまさに王様的存在だが、守備での貢献を忘れないなど、現代のトレンドに遅れていないのも評価が高いポイントだ。海外でさらに揉まれれば、日本代表にとっても大きな武器となるかもしれない。

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【了】

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