MF:中村憲剛
【写真:Getty Images】
生年月日:1980年10月31日
日本代表成績:68試合6得点
ザックジャパン成績:18試合1得点
川崎フロンターレでJリーグ屈指のMFに成長した中村憲剛は、イビチャ・オシム監督の下で日本代表デビュー。岡田武史監督の下では南アフリカワールドカップメンバーに選出されており、ラウンド16のパラグアイ代表戦に出場している。そして、岡田監督の後を継いだアルベルト・ザッケローニ監督の下でも、コンスタントに招集を受けることになった。
ザックジャパンにおける中村はボランチだけでなく、トップ下でもプレーした。2011年10月のブラジルW杯・アジア3次予選のタジキスタン代表戦では1得点3アシストの大活躍を果たしている。しかし、当時のトップ下には本田圭佑という絶対的な存在がおり、ボランチには長谷部誠や遠藤保仁らがいた。そのため中村は招集こそされるが、あまり多くのプレー機会を得ることができていなかった。
その中村は2013年のコンフェデレーションズカップ終了後、日本代表に招集されなくなった。長谷部、遠藤、青山敏弘、山口蛍が名を連ねたため、ブラジルW杯メンバーからも落選。予備登録メンバーに回っているなど、ザックジャパンではあまり自身をアピールできなかった。
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