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最悪の三笘薫頼み。ブライトン、下位相手の敗戦はなぜ起きた。防げなかった弱点露呈【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

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プレミアリーグ第33節、ノッティンガム・フォレスト対ブライトンが現地時間26日に行われ、3-1でホームチームが勝利している。サッカー日本代表MF三笘薫はフル出場を果たしたものの、決定機を逸したりと結果は残せず。チームと共に課題を残した。(文:小澤祐作)


残留争い中の相手に痛恨の敗戦


【写真:Getty Images】

 後味の悪すぎる敗戦だ。ブライトンの弱みが全て出たような90分間だった。

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 残留争いに苦しむノッティンガム・フォレストの本拠地に乗り込んだブライトンは、11分にPKを献上。最悪の立ち上がりになるかと思われたが、GKジェイソン・スティールが完璧な読みでシュートをストップし、ピンチを救った。

 すると38分に先制ゴール。ソリー・マーチのシュートのこぼれを、この日がプレミアリーグ初先発だったファクンド・ブオナノッテが押し込み、シティ・グラウンドに詰めかけたホームサポーターを黙らせた。

 ここまでの流れとしては決して悪くなかった。しかし、ブライトンは前半アディショナルタイムという最悪の時間に失点。これでフォレストが勢いづくと、68分に逆転ゴールを与えてしまう。さらに後半ATにはPKを沈められ万事休す。フォレストに12試合ぶりの勝利をプレゼントしてしまった。

 疲労の影響はあっただろう。120分間の激闘となったFAカップ準決勝、マンチェスター・ユナイテッド戦から中2日で、フィールドプレーヤーの先発は2人しか変わっていない。選手層の薄さがモロに出たといったところだろう。

 しかし、そればかりを言い訳にはできない。

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