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フィリップ・トルシエ監督率いる日本代表は1998年に発足し、2002年日韓ワールドカップをもって終焉を迎えた。その間、様々な選手が名将の下でプレー。中田英寿や稲本潤一らが存在感を放った。一方で、活躍できなかった選手もいる。今回は、トルシエジャパンにおいて輝けなかった5人の選手を紹介する。
MF:藤田俊哉
【写真:Getty Images】
生年月日:1971年10月4日
日本代表成績:25試合4得点
トルシエジャパン成績:5試合0得点
1994年にプロデビューを果たした藤田俊哉は、1年目からスタメンに定着。中山雅史らと共に3度のリーグ年間優勝、3度のスーパーカップ優勝、リーグカップも制覇するなど、ジュビロ磐田の黄金期を築いた。クラブでは欠かせない存在となっていたが、代表とは縁が無かったようだ。
プロ2年目の1995年に日本代表に初招集。デビュー戦から3試合連続得点を決める活躍を見せた。翌年から代表を遠ざかったが、フランスワールドカップ後にフィリップ・トルシエ監督が就任すると代表復帰。1999年に行われたコパ・アメリカでは全試合に出場した。
しかし、その後は招集外。クラブでは2001年にJリーグ年間最優秀選手賞を受賞、翌年には日本年間最優秀選手賞を受賞したが、コンフェデレーションズカップでは出番なし。日韓ワールドカップはメンバー外と、代表ではクラブ同様の輝きを見せることができなかった。