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22/23シーズンは佳境を迎え、オフシーズンに向けて移籍の噂への関心が大きくなっている。サイドバックの選手として最も価値があるのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版をもとに紹介する。※市場価値、成績は4月17日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
3位:アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン/モロッコ代表)
生年月日:1998年11月4日(24歳)
市場価値:7000万ユーロ(約98億円)
22/23リーグ戦成績:24試合4得点3アシスト
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サイドバックとして世界最速との声もあるアクラフ・ハキミは、このランキングで当然上位に顔を出す選手だ。
スペインのマドリッドでモロッコ人の両親のもとに生まれたハキミは、レアル・マドリードの下部組織で育ったあと、ドイツのボルシア・ドルトムントにレンタル移籍してブレーク。2年間ブンデスリーガで暴れたあとでインテルへ移籍すると、2020/21シーズンのセリエA優勝に貢献した。ただ、ハキミはインテルが財政難を乗り切るための犠牲となり、6800万ユーロ(約95億円)で2021年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍している。
スターぞろいのPSGでも定位置を獲得したハキミは、圧倒的なスピードを武器に右サイドを切り裂くスペシャリスト。それを封じられたときのアイディアも豊富で、縦を消せばいいという選手ではない。
24歳の若さで様々な国のビッグクラブを渡り歩き、常にピッチに立ってきたハキミ。その柔軟な適応力も、大きな魅力の一つと言えそうだ。
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