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2022/23シーズンも終わりに近づいており、移籍の話も盛んになってきた。移籍金100億円超えが予想される選手はもちろん、バーゲン価格で手に入れられる選手の動向からの目が離せない。今回は、夏の移籍市場におけるお買い得選手を10人紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。情報は23日時点)
DF:アレハンドロ・グリマルド(スペイン/ベンフィカ)
生年月日:1995年9月20日(27歳)
22/23リーグ戦成績:28試合2得点10アシスト
市場価値:2500万ユーロ(約35億円)
主な移籍先候補:バルセロナ、ユベントス、ニューカッスル、アーセナル
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バルセロナのカンテラ(下部組織)で育ったアレハンドロ・グリマルドだったが、2015年に当時のルイス・エンリケ監督を批判したこともあり、トップチームで出番を得ることはなかった。それでも2016年に加入したポルトガルの強豪ベンフィカでは、不動の地位を確立。現在は2500万ユーロ(約35億円)の市場価値を誇るなど、欧州屈指の左サイドバックとして知られている。
DFではあるが、グリマルドの特徴は攻撃面にある。とくにクロスのクオリティーに関しては、並み居るSBの選手の中でもトップレベルと言っていいだろう。単純にキックのブレが少ないことはもちろん、クロスを上げる前に中の状況確認を怠らないのが素晴らしいところ。そのため、この男のクロスはゴールに繋がりやすい。今季リーグ戦でもすでに2桁アシストを記録している。
そんなグリマルドは、今季限りでベンフィカとの契約が満了を迎える。27歳と決して若くないとはいえ、欧州トップレベルで長く活躍している即戦力級をフリーで手に入れられるのは、他クラブにとって大きなポイントだ。実際、グリマルドには古巣バルセロナやアーセナル、ニューカッスルなど、かなり多くのクラブが興味を寄せているとされている。
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