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2022/23シーズンも終わりに近づいており、移籍の話も盛んになってきた。移籍金100億円超えが予想される選手はもちろん、バーゲン価格で手に入れられる選手の動向からも目が離せない。今回は、夏の移籍市場におけるお買い得選手を10人紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。情報は23日時点)
FW:マルクス・テュラム(フランス代表/ボルシア・メンヒェングラートバッハ)
生年月日:1997年8月6日(25歳)
22/23リーグ戦成績:28試合13得点5アシスト
市場価値:3200万ユーロ(約44.8億円)
主な移籍先候補:アトレティコ・マドリード、インテル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド
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元フランス代表のレジェンド、リリアン・テュラムを父に持つマルクス・テュラムは、ドイツの地で着実に評価を高めてきた1人だ。2019年の夏にボルシア・メンヒェングラートバッハに加入すると、1年目から背番号10を継承。在籍4年目の今季はリーグ戦28試合を消化した時点でキャリアハイとなる13得点をマークしており、充実した時を過ごしている。
父リリアンは名DFだったが、マルクスはFWだ。192cmという恵まれた体格を持ちながら非凡なスピードも兼ね備えており、迫力十分なドリブル突破やスペースへの走り込みでチャンスを作り出す。ストライカーと呼べるほどの決定力はないものの、長身を生かしたポストプレーの精度は抜群であり、それを証拠に、これまでのキャリアにおいて多くのアシストを記録してきた。
そんなマルクスは契約満了に伴い、今季限りでボルシアMGを去ることがクラブによって明らかとなっている。3200万ユーロ(約44.8億円)もの市場価値を誇る選手を移籍金なしで獲得できるということもあって、すでにアトレティコ・マドリードやインテル、マンチェスター・ユナイテッドなど各国のビッグクラブが熱視線を送っているようだが、果たして大型サラブレッドはどこへ向かう。