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5バックを破壊! バルセロナは守備自慢のアトレティコをどう攻略した?【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

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ラ・リーガ第30節、バルセロナ対アトレティコ・マドリードが現地時間23日に行われ、1-0でホームチームが勝利した。バルセロナはこれで今季リーグ戦21回目の無失点勝利ということに。守備自慢の好調アトレティコをどのように攻略したのだろうか。(文:小澤祐作)


バルセロナは今季リーグ戦21度目の無失点勝利


【写真:Getty Images】

「素晴らしいチームを倒した」とはシャビ・エルナンデス監督の言葉だ。1月以来リーグ戦で負けていなかったアトレティコ・マドリードを相手にしてもなお、バルセロナは崩れなかった。

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 バルセロナはいきなりピンチを迎えている。自陣でセルヒオ・ブスケッツがボールを失い、最後はアントワーヌ・グリーズマンにクロスバー直撃のシュートを放たれた。開始1分も経たない中での出来事である。

 ややフワッとしたゲームへの入りを見せてしまったバルセロナだが、その後は落ち着きを取り戻し、チャンスも作るようになった。すると44分、ハフィーニャが右サイドの深い位置をとると、中央のフェラン・トーレスにパス。背番号11は鮮やかなコントロールシュートを沈め、待望の先制点が生まれた。

 良い時間帯にリードを奪ったバルセロナは後半、決定機を逃し続け、追加点を奪うことができなかった。それでも、自慢の守備陣が攻撃陣をサポート。GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンとロナルド・アラウホを中心にアトレティコの攻撃を跳ね返し続け、今季リーグ戦21度目の無失点勝利を収めた。

 では、ここまで簡単に試合を振り返ったが、バルセロナはなぜ好調アトレティコを撃破することができたのだろうか。

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