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22/23シーズンは佳境を迎え、オフシーズンに向けて移籍の噂への関心が大きくなっている。ウイングの選手として最も価値があるのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版をもとに紹介する。※市場価値、成績は4月19日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
4位:クヴィチャ・クワラツヘリア(ナポリ/ジョージア代表)
生年月日:2001年2月12日(22歳)
市場価値:8500万ユーロ(約119億円)
今季リーグ戦成績:26試合12得点10アシスト
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小国ジョージアで生まれ育ったクヴィチャ・クワラツヘリアは、セリエAでセンセーショナルな活躍を見せて、首位を独走するナポリの象徴的な存在になりつつある。
16歳でプロデビューしたクワラツヘリアは18歳のときにロシアへ渡るが、ロシアのウクライナ侵攻によるFIFAの特別阻止により昨年3月に一旦母国に戻った。そして昨夏、移籍金1150万ユーロ(約16億円)で加入したナポリでは驚異的な活躍を見せている。既にゴールとアシストともに2桁に到達し、アシストはリーグトップ。クヴァラツヘリアは非常に逞しいフィジカルを持った万能なウインガーで、独力での突破だけなく味方を使う賢さも持ち、クロスやシュートの際のキック精度も抜群だ。ヴィクター・オシムヘンとのコンビネーションも秀逸で、クラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグベスト8進出の原動力となっている。
クワラツヘリアは今季最も市場価値が上昇した選手で、開幕前1500万ユーロ(約21億円)だった市場価値は、現在なんとその5倍以上の8500万ユーロ(約119億円)。来季以降も継続的に活躍すれば、キリアン・エムバペらと並び世界有数のサッカー選手になっていくだろう。
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