宮市亮
【写真：Getty Images】
生年月日：1992年12月14日
移籍時期：2010年12月（18歳）
移籍：中京大中京→アーセナル
中京大付属中京高では全国高等学校サッカー選手権大会で2年続けて大会優秀選手に選出された宮市亮。世代別の日本代表としても、AFC U-16選手権やU-17ワールドカップにも出場し、国内の注目を集める存在だった。その去就も話題となる中、宮市が選んだチームはアーセナルだった。
しかし、イギリスの労働許可証を得られず、11年2月にオランダのフェイエノールトに期限付き移籍することになる。その後もボルトン、ウィガン、トウェンテなど期限付き移籍を繰り返し、アーセナルでプレーできた13/14シーズンも大半を怪我で棒に振った。15年夏にドイツのザンクトパウリに完全移籍し、アーセナルでの挑戦は終わりを迎えた。
オランダやイングランドで悩まされた怪我は、ドイツでもついて回った。移籍から間もなく左膝前十字靭帯、その2年後には右膝の同箇所を断裂する怪我を負った。18/19シーズンからの2年間は大きな怪我もなかったが、19/20シーズン終盤からは離脱と復帰を繰り返し、20/21シーズンはリーグ戦の出場が5月の1試合のみに終わった。
しかし、このままでは終わらなかった。21年夏に加入した横浜F・マリノスでコンディションは徐々に上向いていく。昨季も徐々に調子を上げ、7月にはEAFF E-1サッカー選手権に臨む日本代表のメンバー入りを果たした。しかし、大会中に右膝前十靭帯を断裂してしまい、現在は復帰に向けて奮闘している。
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