2位:マタイス・デ・リフト(バイエルン・ミュンヘン/オランダ代表)
生年月日:1999年8月12日(23歳)
市場価値:7500万ユーロ(約105億円)
22/23リーグ戦成績:25試合3得点1アシスト
まだ23歳ということが信じられないほどのキャリアを過ごしているのが、オランダ代表のマタイス・デ・リフトだ。
オランダの名門アヤックスの下部組織で育ったデ・リフトは、2016年にトップデビュー。2018/19シーズンにクラブ史上最年少の若さでキャプテンに就任した。2019年にイタリアのユベントスへ移籍して守備の国で自身の技を磨くと、昨年夏にバイエルン・ミュンヘンへ。オランダとイタリアでタイトルを手にしてきた才能は、ヨーロッパの頂点を目指してステップアップしている。
市場価値の変動は近年ほとんどない。アヤックスからユベントスに移籍した際の市場価値が7500万ユーロ(約105億円)で、ユベントスでもバイエルンでも、この額を超えたことはない。それでも、期待の若手がさらに経験を積んで成熟度を高めていることは間違いない。これより上はCBの選手として不可能な領域にも見えるが、デ・リフトはそこに到達する可能性を秘めている。