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天国から地獄へ…。韓国の消えた逸材(4)A代表ではチャンスなし。Jリーグにも在籍した巨人FW

text by 編集部 photo by Getty Images

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若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した5人の韓国人選手を紹介する。


FW:キム・ヒョンソン

キム・ヒョンソン
【写真:Getty Images】

FW:キム・ヒョンソン
生年月日:1989年9月27日
主な在籍クラブ:FCソウル、清水エスパルス、城南FC
現所属クラブ:慶州韓国水力原子力FC


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 FCソウル下部組織出身のキム・ヒョンソンは、2009年にトップチームに昇格したが出場機会を得られず、翌年に大邱FCへ移籍した。2012年8月には清水エスパルスへレンタル移籍すると、韓国代表コーチ経験のあるアフシン・ゴトビ監督の下で途中加入にもかかわらず主力に定着。186cmの長身を活かしたポストプレーやセットプレーで強さを発揮し、J1リーグで12試合3得点1アシストを記録した。

 そんなキムは、2012年に行われたロンドン五輪に出場。3位決定戦の日本代表戦に途中出場し、韓国代表の銅メダル獲得に貢献した。しかし、A代表ではチャンスがもらえず、欧州の舞台へも行くことができなかった。

 2016年にはプロデビューを果たしたFCソウルを離れ、釜山アイパークへ完全移籍。2019年からは城南FCでプレーしていたが、2022年1月以降は無所属の期間が続き、2023年1月に韓国3部リーグの慶州韓国水力原子力FCに加入している。

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【了】

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