アーセナルはウッドを獲得するべきか
とはいえアーセナルとしても、現在の最終ラインが盤石というわけではない。
若手選手として期待されてきたロブ・ホールディングは伸び悩み気味だ。加えて現在27歳になったCB、契約も来年の夏には切れる。
ファンとしては選手に愛着があるだろうが、現実問題そろそろ入れ替え時期であることも確かだ。アーセナルが興味を示す気持ちもわからなくはない。値段次第では、取り急ぎ獲得してローンに出すという選択肢も十分ありえる。
あるいは今年の夏、ホールディングがいい値段で売れるのであれば、代わりにウッドという選択肢は悪くないだろう。
いずれにしても、ウッドとアーセナルの相性自体は悪くない。最終的にどうなるかはわからないが、楽しみにして移籍市場を見守っていきたいところだ。
(文:内藤秀明)
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