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ダビド・デ・ヘア、判断を間違えた？

　UEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）準々決勝2ndレグ、セビージャ対マンチェスター・ユナイテッドの試合が現地時間20日に行われ、マンUが0-3の敗戦を喫した。この結果、マンUは敗退し、ポール・スコールズ氏は失点に関与したGKダビド・デ・ヘアを批判した。英紙『マンチェスター・イブニングニュース』が報じている。

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　8分には、GKデ・ヘアがハリー・マグワイアにパスを出したところ、セビージャの選手が3人で取り囲みボールを奪い取る。そして、エリク・ラメラからパスを受けたユセフ・エン＝ネシリが先制点を決めた。47分には、コーナーキックからロイク・バデがゴールを決めてセビージャに追加点。さらに81分、GKデ・ヘアのミスからユセフ・エン＝ネシリに再びゴールを決められる。マンUは0-3の敗戦を喫し、2戦合計2-5で敗退が決まった。

　1失点目について、スコールズ氏が矛先を向けたのは、マグワイアではなくGKデ・ヘアだった。スコールズ氏は「ダビド・デ・ヘアは素晴らしいゴールキーパーだが、素晴らしいフットボーラーではない。ハリー・マグワイアに出したパスも見た。悪いパスではないし、ハリー・マグワイアが欲しがっていたのはわかるが、状況を読み、スタジアムで何が起こっているのかを読む必要がある」と語り、状況判断が悪かったと分析している。

　続けて「ハリー・マグワイアはボールを欲しがっているが、なぜ彼がボールを欲しがるのかは分からない。前にも言ったが、背中を向けてボールを受けるのが得意なセンターハーフは、世界のサッカー界に1人しかいない」と述べた。

【了】