4位:ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン/ポルトガル代表)
生年月日:2002年6月19日(20歳)
市場価値:6500万ユーロ(約91億円)
22/23リーグ戦成績:22試合1得点6アシスト
20歳の若さでパリ・サンジェルマン(PSG)のレギュラーを張っているのが、ポルトガル代表のヌーノ・メンデスだ。
メンデスは2012年にスポルティングCPの下部組織に加入。以降、順調に成長してプロデビュー前からヨーロッパビッグクラブの関心を集めた。2020年6月にトップデビューを果たしてプロの舞台で戦い始めると、2021年夏にPSGへのレンタル移籍が決定。1年後に完全移籍オプションを行使して、今季は完全にPSGの選手となっている。
左サイドバックだけでなく左サイドハーフに入ることもあるメンデス。特徴的なのは緩急の使い方で、そのタイミングが絶妙。抜群の初速を最大限に活かすために自分だけの間合いがある。予想外の状況から繰り出されるダブルタッチで、何人もの相手を翻弄してきた。スピードと技術に頼りきりではなく、状況に応じて適切な判断ができるため、アシストの数も増えていく。
今回のサイドバック市場価値ランキングで20歳は最年少。これからどこまで価値を高めていくのだろうか。