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トーマス・トゥヘル監督、反撃に転じる場面で退場
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝2ndレグ、バイエルン・ミュンヘン対マンチェスター・シティの試合が現地時間19日に行われ、1-1の引き分けに終わった。この試合でバイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督が審判に抗議して退場した。英紙『デイリーミラー』が報じている。
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トゥヘル監督はエリック・マキシム・シュポ=モティングやレロイ・サネ、キングスレイ・コマンなどを先発起用。逆転突破するためにはゴールが必要なバイエルンだが、先に大きなチャンスが訪れたのはマンCの方だった。マンCのイルカイ・ギュンドアンが放ったシュートが、バイエルンのダヨ・ウパメカノの肘に当たったことで相手にPKを献上してしまう。しかし、アーリング・ハーランドがPKを失敗したことで失点を免れた。
それでも58分、ケヴィン・デ・ブライネのアシストからハーランドにゴールを決められる。対するバイエルンも83分、ヨシュア・キミッヒがPKを決めて同点に追いついた。反撃の狼煙を上げたが、直後の85分にアクシデントが起きる。タッチライン側でトゥヘル監督が審判に対して猛抗議。この日、2枚目のイエローカードを提示されたことで退場処分となった。試合は1-1の引き分けに終わったものの、2戦合計1-4でバイエルンの敗退が決まっている。
試合後、トゥヘル監督は「我々が思い描いたものや、必要なものとはかけ離れていた。消化するのは難しい。全体的にエネルギーとペースが少なく、確信もなく、不安の多いプレーだった。単純なミスは多かったが、試合には十分なチャンスがあった。しかし、結果は我々が望んでいたものとは違う。私はもっと違うパフォーマンスを期待していた。準備は良かったが、ピッチで結果を出すことができなかった」と語っている。
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